おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】亀川温泉 亀陽泉~完全バリアフリーで生まれ変わった亀川憩いの共同浴場

亀陽泉は改修され、昨年リニューアルオープンされたばかりの市営共同温泉です。最大の特徴は玄関から浴室・トイレまで完全にバリアフリーです。敷地から視覚障害者用の点字ブロックが設置されているくらい徹底されています。建物の中も段差が全くありません。そして新しくてきれいです。観光客でも抵抗なく利用できると思います。

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玄関を入ると鍵付きの下足入があります。靴を収納し、風除室からホールに出ます。木の内装が眩しい施設です。受付が目の前にありますので料金を支払います。施設内には多目的ホールも併設されています。昔から別府の共同温泉と公民館は一緒の建物で計画されることが多かった背景がありますが、亀陽泉もその名残でしょう。

脱衣室と浴室は別々に設置されています。浴室からはロッカーの様子を確認することが難しい為、貴重品は貴重品BOXを使用した方が無難でしょう。

浴室は中央にドドン!と浴槽が一槽置いてあるのみです。その浴槽の手前があつ湯、奥がぬる湯となっています。出入り口横で十分にかけ湯を行い、いざ入浴です。

興味本位でまずは手前のあつ湯に手を入れてみました。...うん、熱い。浴槽をぐるっと回って奥の内湯から入浴しました。

あつ湯とぬる湯のそれぞれ専用の段差と手摺がついています。段差の幅も十分に確保されていますのでご高齢の方でも安心して入浴が可能だと思います。「入浴スペースを削ってまでバリアフリー化は本当に必要か?」と捉える方もいるかもしれませんが、私は現在の超高齢化社会に適合させた素晴らしい配慮だと思います。健常者だけが利用するのであれば必要性は低いと思いますが、不特定多数かつ高齢者が頻繁に利用するのであればやはりバリアフリー化は必要でしょう。最近は若者も温泉を利用しますが、ご高齢の方の利用はまだまだ多いです。そして亀陽泉は市営温泉です。市が率先して行うことに重要な意味があるのかもしれませんね。

 

あつ湯が特に熱かったです。普段もこの熱さなのでしょうか?あつ湯には誰も入浴せず、ぬる湯は6人が浴槽の縁に並んで、足を折り合って浸かるという面白い光景に遭遇しました。(その中に私も含まれています。)

湯は食塩泉寄りの単純温泉、優しい泉質です。そして源泉かけ流し。源泉温度が50度程度なので加水もされていないようです。メタケイ酸も多めに入っていますので、美肌効果が期待できます。

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別府八湯温泉本16-17

別府八湯温泉本16-17

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浴室には私以外の利用者がいた為撮影は行っていません。浴槽の写真はこの本から抜粋しました。別府八湯温泉道を巡るのであれば、必要な本です。

 

仕上げにあつ湯で30秒程入浴して上がりました。入浴後はとにかく身体が熱く汗が止まりませんでした。食塩やメタケイ酸のコーティング効果が幾分働いたのか、純粋に湯が熱かっただけかは正直わかりませんが、どちらにしても汗を流すことは身体に良いことです。心なしか身体もスッキリした気がしました。

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亀の暖簾が可愛いですね。

 

概要

施設:亀陽泉(きょうせん)

住所:別府市亀川中央町10番26号

泉質:単純温泉

pH値:7.4

料金:大人210円

利用時間:6:30~22:30

 

▼泉質はコチラ

kazdorado.hatenadiary.com

 

別府市役所HPはこちら

www.city.beppu.oita.jp

 

 

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2017.02入浴

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