おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

項目ごとに考える私のオススメ温泉

100記事達成!!

いつも有り難うございます。下山後の温泉のブログ投稿数が100記事となりました!ここまで続ける事ができて素直に嬉しいです。

今回は100記事記念として、「オススメの温泉」についてお話しします。温泉ソムリエと謳っていると、良く「オススメの温泉を教えて下さい」と言われることがあります。しかし、それはとても難しい質問です。何に対してオススメなのか、景色・色・泉質・香り・誰と利用するかなど、その人が何に比重を置くかでオススメする温泉が変わってきます。

今回は私の頭を整理する目的もありますが、自分の100のブログを振り返りながら、それぞれの項目ごとのオススメ温泉を考えてみました。(ちなみにこの記事は何度も修正しながら作成し、完成に1ヶ月近く掛かりました。やっと公開できます!)

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選定方法

基本的に各項目毎にパッと思い浮かんだ一番最初の温泉を選びました。また下山後の温泉で取り上げた施設が対象です。それ以外で私が気になっている温泉、入浴したことはあるが記事に書いていない温泉、ブログ開設以前に入浴した温泉などは対象外とし、補足等でご説明します。(名前を挙げた施設は今後行きたいと考えている施設でもあります。)

 

 

  1.泉質にこだわり、地球のパワーを身体に吸収したい!

【塚原温泉 火口乃泉】

酸性度の高さは日本第2位ですが、溶存物質の量など総合的に勘案すると「日本一の薬湯」と謳っても誰も文句は言わないと思えてしまう温泉です。アルミニウムイオン・鉄イオンの含有量もそれぞれ日本第2位と1位です。ブラタモリでもタモリさんが入浴していましたね。本当に驚くほどの酸性泉です。九州温泉道の施設です。

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補足:ブログを書き始めて初期の頃だったので、また入浴して改めて取り上げたいと思っている温泉です。酸性泉については書けているようですが、鉄イオンなどの素晴らしさを表現できていない気がします。「たびねす」でも書きたいと思っています。その他、癒しの宿 彩華の温泉も力強さがあり、私のお気に入りです。刺激的と言う点より鶴寿泉も良いですね。

 

  2.露天風呂に浸かって、最高の景色を楽しみたい!

【黒川温泉 三愛高原ホテル】

私は目が悪い為、景色に比重を置くことはあまりありません。しかしあえてオススメするならば、真っ先に名前が思い浮かぶ温泉が三愛高原ホテルです。前方に阿蘇五岳、後方に九重連山雄大な山々を感じながら浸かる温泉は最高です。吸い込まれそうな蒼い空の下、地球の大きさを体感できました。基本的に内陸にある温泉は景色に期待をすることはできません。しかし三愛高原ホテルは山にありながら、開放感が感じられます。私は山に登る為、海の景色より山の方を選びがちかもしれません。少し偏った選定ですね。なお、表記を見つけきれず不確定ですが、消毒などの措置を行っているかもしれません。

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補足:絶景の宿 さくら亭や別府湾ロイヤルホテルの景色も素晴らしかったです。その他、下山後の温泉では取り上げていませんが、いちのいで会館、杉乃井ホテル(棚湯)なども良いですね。 

 

  3.塩っぽい温泉で身体を保湿、湯上り後も温泉を感じたい!

【天然美肌温泉 満天の湯】

西日本一の強食塩泉です。その他、含放射能と言う泉質にも着目したい。大分にはない泉質です。珍しいと思い長風呂をしていたら、湯当たりを起こしてしまいました。この日は長時間の運転で疲労もあったと思いますが、少しはしゃぎ過ぎました。カルシウムが岩にこびり付いている様は何とも美しく感じました。

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補足:Sama Samaやキャセイホテルの強食塩も感動しましたが、この施設は西日本一を謳っているだけあり、素晴らしい塩っ気でした。湯上り直後の肌はベタベタです。

 

  4.色が濃い温泉に揺られたい!

1.白い温泉

【明礬温泉 旅館 みどり荘】

真っ白な温泉、硫化水素の香り、素晴らしい硫黄泉です。貸切風呂に特化した施設で、料金も500円/人からとなっていますので、低価格で楽しめます。家族3人で声を上げて喜んだものでした。立地も良く、建物も趣きがあり、私のお気に入りの施設です。駐車場の込み具合で空き状況が確認できますし、貸切風呂特化というのが魅力的です。

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補足:明礬温泉エリアは白い温泉が多いので、白をお求めであれば、まずはこの地域から探すべきでしょう。酸性泉かつ硫黄泉の為、水虫等の皮膚病、高血圧症などの生活習慣病に効果があります。他に明礬温泉の豊前屋とゑびすやも良いですね。

 

2.青い温泉

【該当なし】

これは入浴したいと思いながら、なかなか実現しない項目です。ゆふいん泰葉、庄屋の館、いちのいで会館も真っ青な温泉で有名です。(いちのいで会館は入浴した事があります。)シリカによる青温は大変希少で、日本中を探しても滅多に会うことができませんが、大分県には集中しています。また明礬温泉の岡本屋は別の要素による青白さが特徴の温泉です。

希少な温泉は、休日は人が多い温泉でもあります。静かに入浴の機会を伺っていますので、そのうちご紹介できると思います。よって今回は該当なしとします。

 

3.土っぽい温泉

 【長湯温泉 御前湯】

長湯温泉のシンボル的な温泉です。ドイツ形式な建物の外観がおしゃれです。朝6時から営業しており、休憩スペースも広々確保。長湯温泉を観光するならば、まずは御前湯をオススメしたいです。根っからの炭酸水素塩泉でエグ味も最強!硫黄泉や塩化物泉とは異なった心地良さがあります。

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補足:長湯温泉の土っぽさは良いですね~!定期的に恋しくなります。長湯は私も全てを入浴した訳ではありませんが、良い湯処が沢山あります。

 

 

  5.香りある温泉で湯を感じたい!

1.噴気っぽい香り

【鉄輪温泉 旅館民宿 みゆき屋】

私の好きな温泉の香りに「鉄輪臭」という香りがあります。鉄輪温泉の香りは独特なものですが、嫌な感じは全くありません。浴室に入った瞬間や湯に顔を近づけた時に感じる甘い?香りが良いですね〜!また、みゆき屋さんは大量のメタケイ酸や温泉の力強さを直に感じるような、存在感のある温泉でした。

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2.たまごの腐ったような香り

【明礬温泉 奥みょうばん山荘】

まずは失礼な表題ですみません。どうか誉め言葉として受け止めて下さい。硫化水素の香りはどう表現したら適切なのでしょうね。奥みょうばん山荘さんも私の中で大好きな温泉のひとつです。妻と話をしていても、高確率で話題になっています。500円/人と料金も安く、ゆったりと白湯を楽しめます。そして温泉たまごが美味しくてオススメです。貸切風呂特化です。

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補足:このブログでも閲覧者が多い温泉です。再訪の日は近いと思います。その時は改めて記事を書きます。 夢幻の里 春夏秋冬も白濁した硫黄泉の素晴らしい温泉でした。

 

 6.ツルツルな肌触りを楽しみたい!

 【夜明温泉 夜明薬湯温泉】

ツルツルと言えば硫黄泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、アルカリ性、モール泉などが該当します。夜明薬湯温泉の泉質は「ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉」となっており、美肌効果効果のある泉質に該当します。浴槽の中もヌルっとしています。肌はスベスベになり、驚くほどの効果を感じました。次の日もツルツルです。九州温泉道の施設です。

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補足:バルクラブの大地乃湯やおさるの湯も素晴らしい美人の湯ですが、「湯に浸かった時の感動」と「持続感」は群を抜いて夜明薬湯温泉が素晴らしかったです。

 

 

 7.歴史ある温泉で浪漫を感じたい!

 【亀川温泉 四の湯温泉】

「泉都・別府」そして「歴史」を肌で感じるのであれば、やはり共同浴場が一番でしょう!そんな共同風呂はどれも個性があり甲乙つけ難い。それでも敢えて挙げるとすれば四の湯温泉が一番に思い浮かびました。外観からは想像がつかない程の開放感が建物内にはあります。そのギャップに驚き、楽しく入浴したものです。公園内に温泉ってところも凄い!九州温泉道の施設です。

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補足:下山後の温泉では取り上げていませんが、竹瓦温泉も風格があり、歴史を感じる素晴らしい建物です。建物の前を通ったことは何度もありますが、入浴は温泉道の節目と決めている為、実は私は入浴したことがありません。温泉チャンピオンの郡司先生も竹瓦温泉の記事を自分の本で書いていました。駅前高等温泉も浪漫を感じたなぁ~。春日温泉も情緒を感じた。野口温泉も良かった〜。

 

 8.小さな子供と一緒に楽しみたい!

別府温泉 旅館 すえよ志】

別府温泉 ゆわいの宿 竹乃井】

すえよ志と竹乃井で悩みましたが、浴室内にオモチャがあった点より、すえよ志を選びました。しかし、子どもに対する配慮ある設備は群を抜いて竹乃井です。甲乙つけがたい為、両方ともご紹介します。竹乃井さんは九州温泉道の施設です。

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補足:かんなわ ゆの香さんの貸切風呂も良かったです。私には3歳の子がいるため、着眼点はおもちゃや子どもコーナーなどに行きがちになってしまいます。この様に対応してくれている施設は本当に有り難いものです。やはり旅館やホテルの対応が良いですね。

 

 

 9.ご高齢の方と一緒に楽しみたい!

 【堀田温泉 ホテルさわやか別府の里】

 徹底されたバリヤフリーに感動しました。エレベーターも2機設置されており、そのうちの1つは寝台用で椅子を設置、まさに老人福祉施設の様でした。ここまで徹底されていたら本当に安心だと思います。段差も全くありませんし、脱衣室にセルフの飲料水もありました。

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補足:姉妹ホテルのさわやかハートピア明礬(本館)もバリアフリーの施設です。また改装された別府の市営温泉は、ほとんどがバリアフリーとなっています。昔ながらの趣きのある建物が無くなっていくのは寂しさも感じますが、改装された施設はそれはそれで利用しやすくて快適です。

 

10.家族でみんな一緒に楽しみたい!

 【長湯温泉 湯屋 天音】

贅沢な貸切風呂と言えば、私は天音が思い浮かびます。内湯と外湯があり、この贅沢さが本当にビックリしました。60分は本当に少ないです。90分、いやそれ以上利用したい癒し空間でした。まだまだオープンして新しい施設ですが賑わっているようですね。天音の記事はこのブログでも上位に入る程閲覧者が多い記事です。

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補足:夢幻の里 春夏秋冬も素晴らしい温泉ですが、下山後の温泉では取り上げていない為エントリーされていません。

 

11.自然を感じながら温泉を楽しみたい!

【陽だまり温泉 花の湯】

浴室に入って目の前に広がる緑を初めて見たときは、家族全員が興奮したものです。緑(植物)は人を襲うことはありません。よって人は本能より「緑=安全」と認識しています。だから緑を見ると人は安心するのでしょう。そんな緑が贅沢に味わえる温泉です。そして貸切風呂!重宝している施設です。

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補足:本当に自然を感じたいのであれば野湯という選択肢もあります。別府にも有名な野湯はありますが、混浴ですし難易度は少し高めだと思います。私はいずれ。(人が少ない時にゆっくり浸かりたいので休日は利用を避けています。)

 

12.炭酸っぽい温泉でシュワシュワされたい!

【長湯温泉 ながの湯】

炭酸泉は二酸化炭素泉の事を指し、血行促進などに効果がある「心臓の湯」です。ながの湯は「炭酸泉」と表記はありませんが、口に含んだ時に炭酸味があった為ある程度の成分は含まれていると思います。そして湯口の付近は泡付きも感じられました。料金も安く、人が多いことも滅多にありません。私が長年利用している温泉施設です。

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補足:本来であれば七里田温泉やラムネ温泉を挙げるべきかもしれませんが、日曜祝日は人が多い為、なかなか利用ができません。よってこのブログでも取り上げることができていませんが、いずれ入浴します。ながの湯も私の大好きな温泉です。

 

13.肌に優しい単純温泉で湯ったり過ごしたい!

別府温泉 幸温泉】

あの共同風呂の雰囲気が良かったです。そして湯がクリア!湯は底入れ方式で床から湧き出す形で入れられている影響でしょうか、透明な湯がどんどんオーバーフローし、本当に贅沢に感じました。別府は本当に素晴らしい! 

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補足:単純温泉は掘削技術の進歩により最も多い泉質です。肌に優しく親しみやすい泉質で、長湯しても湯当たりの心配は少ないです。由布市の極楽温泉、同じく由布市湯平温泉の銀の湯、別府市の四の湯温泉なども私が気に入っている単純温泉です。

 

14.やっぱり入浴後は温泉たまごでしょ!

高崎山温泉 おさるの湯】

私が好きな温泉たまごは「おさるの湯」です。とろ~っとした身を塩につけて「バク!」っと行きます。口の中で優しい風味が充満し、満足感が押し寄せてきます。オープン当初からあり、店長さんが試行錯誤して作ったと10年以上前に聞いたような気がします。九州温泉道の施設です。

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補足:たまごには温泉の成分が含まれて味が変化します。奥みょうばん山荘さんのチョコレートの様に着色された温泉たまごも美味かったです。燻製の様な感じでしょうか、ビールが欲しかったです。

 

15.観光客を連れて行くなら、やっぱりここかな〜!

【明礬温泉 湯の里】

硫黄泉という泉質は色や香りに大変特徴があり、一番温泉っぽいと思ってしまう泉質です。その硫黄泉にロケーションがついた湯の里は最強です。大分県民の私でさえ、初めて利用した時は感動しました。その後は何度も県外の友人を連れて通ったものです。九州温泉道の施設です。

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補足:明礬温泉という世界観が素敵なんですよね〜!このエリアには他にも素晴らしい施設が沢山あります。いずれこちらでもご紹介させて頂きます。

 

最後に 

「オススメの温泉」というだけで、こんなにも分野が分れてしまいます。しかし私が下山後の温泉で取り上げた施設は、わずか70程度。大分県・日本には、まだまだ沢山の温泉があります。よってこのオススメ記事は取り上げた温泉が増え次第、また更新しようと思います。いや、下山後の温泉を続ける限り更新していく記事なのかもしれませんね。

また挙げなかった温泉施設が悪い訳ではありません。どの温泉にもそれぞれの良さがあります。どちらにしても、もう一度温泉を振り返る機会にもなり、私も書いてて楽しかったです。また「〇〇な温泉」など面白い項目が思い浮かびましたら、それも含めて更新します。

 

下山後の温泉はこれからも自分のペースで更新していきます。まだまだ拙い部分もありますが、どうか宜しくお願い致します。

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